2025年6月


 

オープンチャットでは、未成年(LINE年齢未認証)ユーザーの安心・安全を最優先に考えたユーザー啓発活動とモニタリング運用を実施しております。この取り組みは、LINEヤフーグループ全体のコミットメントの一環として「LINEヤフーグループ人権ポリシー」に則るものです。
公開・非公開の設定を問わず、すべてのオープンチャットが綿密なモニタリングの対象であり、青少年保護を最重要視して24時間365日取り組んでおります。

サービスポリシーと禁止事項

オープンチャットの基本的な方針は、安心・安全ガイドラインに明確に記載されています。本ガイドラインでは、特に青少年の保護を最優先に取り組んでいることや、「■未成年の不健全な出会いや集まりの計画・勧誘の禁止」を最上位の禁止事項として掲げています。

また、オープンチャット禁止規定 においては、「6. 児童ポルノコンテンツの投稿または青少年を危険に晒す行為」の他、「8. 出会いを目的とする行為」、「1. 個人情報の掲載」を明確に禁止しています。すべてのモニタリング措置(コンテンツ削除や利用停止など)は、このオープンチャット禁止規定に基づき実施されます。

オープンチャットにおけるモニタリング

安心・安全な環境を維持するため多角的なモニタリングシステムを導入しております。

  • 人的モニタリング: 通報されたコンテンツ、および新規作成・情報更新されたすべてのオープンチャットは、オープンチャット禁止規定と連動する内部モニタリングガイドラインに基づき、人の目による内容確認を実施しています。
  • コンテンツ制限: モニタリングの結果、オープンチャット禁止規定に違反すると判断した場合は、該当コンテンツ(投稿やオープンチャットのトークルームなど)の削除やオープンチャットの表示制限(検索結果からの非表示、未成年検索NGフラグの設定、メイン画面からの非表示など)といった措置を講じています。特に、年齢制限のあるコンテンツ(公営ギャンブル、酒、たばこ、夫婦トラブル、軽微な性的なトピック)や、その他のリスクが高いとみなされるコンテンツは、オープンチャットのメイン画面には表示されないようになっています。
  • 自動フィルタリング: 投稿時に自動削除されるNGワードが事前に設定されています。また、特定のキーワードが含まれる投稿については、人の目により綿密な確認が行われます。
  • AI画像フィルター: 人的モニタリングに加え、AI画像フィルターを活用し、わいせつ、児童ポルノ、不快画像などと判定されたものは自動で削除されます。
  • 厳格な利用停止措置: 児童ポルノや未成年に性的危害を加えることを目的としたユーザーに対しては、無期限の利用停止(永久懲戒)が科されます。

未成年を対象とした出会い行為などについては、モニタリングプロセスにおいて特に重点的に取り締まりを行なっています。

注意喚起などの啓発活動

青少年を危険に晒す行為全般を未然に防ぐため、特設ページなどの専用リソースを用意し、トークルームを開いた時に表示されるポップアップなどで注意喚起をこまめに実施することで、積極的なユーザー啓発活動も行っております。

ペアレンタルコントロールについて

オープンチャットにおけるペアレンタルコントロール導入の可能性の検討は継続的に行っており、現在は親子関係の証明手法などの課題を洗い出しております。また、オープンチャットの利用実態を踏まえると、まずは全てのオープンチャットをモニタリング対象とすることが、安全性の向上に寄与するものと考えております。ユーザーの皆さまからは、ペアレンタルコントロールの導入や子どもの利用制限のご要望が寄せられていることもあり、どのような取組ができるかについては引き続き検討してまいります。

※2025年6月現在、OS等のURLアクセス禁止設定で「square-api.line.me」を設定することで新規参加を制限することができますが、今後仕様変更やURLの文字列変更等により制限が無効になる可能性があります。

通報のお願い

モニタリングによる検知・削除は基本的に事後対応となるため、もし青少年を危険に晒す行為やそのおそれがある行為を発見された場合は、サービス上で通報していただき、必要に応じて具体的な内容を弊社カスタマーサポートまでご申告いただきますようお願いいたします。

※オープンチャットのメイン画面はスマートフォンのみ表示いただけます。