災害に備えよ!地震や豪雨などの際には地域ごとのLINEオープンチャットで命をつなげる
2024.1.25更新
ここ近年、豪雨や地震などの自然災害が毎年のように起きています。いつ起きてもおかしくない様々な災害に対して何ができるかを考えなくてなりません。
LINEアプリ上でも家族や友人と連絡を取り合うことはイメージがつくと思います。ほかにもタイムラインでの安否確認投稿や、LINE NEWSの災害情報配信などがあります。
近年では新しく追加された機能である"オープンチャット"が災害発生時などに役に立っている事例がありますのでご紹介します。是非地域ごとのオープンチャットを運営したり参加して、有事の際に役立ててください。
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実際に使われている地域住民や新型コロナウイルス患者によるオープンチャット
3つの使われ方を見てみましょう。
①地域専用のオープンチャットで住民同士の情報交換を実現
昨年の豪雨災害時をきっかけに、実際に地域のオープンチャットを運営している管理者の方が現在も多くいらっしゃいます。例えば住んでいる区や町の単位で運営されている例もあれば、大きい単位だと沖縄県では県全体の生活安全情報の情報共有で参加人数上限5000人に達しています。
地域専用のオープンチャットを活用することで、災害時には他のメディアでは得られないピンポイントで身近な被害状況や、知りたいことを問いかけたり、教え合ったりできるようになります。
「近くのガソリンスタンドはどこが営業しているのだろう?」
「○○で不審者の目撃があったようです。近くの方は気をつけて。」
「支援物資の配布はどこで行なっているの?」
「避難しようか迷っているけど○○中学校の状況はどう?」
「○○川のそばですが水位がギリギリに達している」
「ペット受け入れ可能な場所知っていますか?」
「ブルーシートまだ売っているお店知りませんか?」
②マンションの住民同士の連絡用としても活用例あり
昨年、一部の地域のタワーマンションも含め、マンションの一部浸水で停電など様々な被害がありました。その際にも住民がオープンチャットを開設して住民同士のホットラインとして大きく役立ったという情報をいただきました。
タワーマンションなので数百人が参加されていましたが、リアルタイムで住民が投稿する被害状況、復旧状況だけでなく、世帯ごと孤立した状態で精神的な面での負担軽減にも役立っていた印象があります。
「昼ころにポンプ車がきます。地下の水を抜く作業を開始します。」
「給水車を手配しているとのことです。」
「避難する方、コンセントを抜いてから避難してください。復帰時に火災の可能性があります。」
「今1階で土嚢につかった水ボトルの洗浄です。」
「家庭用ボンベ余裕がある方は本部へお願いします。発電機に使用します。」
③新型コロナウイルスでも多くのオープンチャットが開設
自然災害とは異なりますが、最近では新型コロナウイルスに関するオープンチャットも多く見られました。地域ごとのマスクの販売状況や感染者情報のやり取りをはじめ、陽性判断で行動制限が必要になられたホテル住まいの方がオープンチャットを開設しエレベーターにQRコードやコードを掲示したそうです。同じ境遇の方々で情報交換や励まし合って一緒に戦っている様子が伺えました。
「○○でまだマスク売ってます。残り5箱です。」
「○○病院で感染者が出たみたいです。通われた方確認してください。」
「マスクは届きましたが未だに給付金の申込用紙が届きません。」
「○○地区ですがようやく今日申請書が届きました。」
「回復するまで皆さん一緒に頑張りましょう!」
安心・安全の観点でLINEのトークやグループトークと違う点
オープンチャットは利便性もある反面、匿名性が高いので安心安全に関する運営体制を強化しています。LINEのトークやグループトークとは異なり、オープンチャットでの発言内容は24時間365日モニタリングの対象となっています。
そのため、専用のガイドラインに基づいた削除や利用停止の措置を行う可能性がありますので発言にはご注意ください。
詳細は【オープンチャット禁止規定】をご確認ください。
下記の「LINEオープンチャット自治体支援窓口」宛にご連絡ください。
<お問い合わせ窓口>
LINEオープンチャット自治体支援窓口
dl_openchat_gr@linecorp.com